先日、仕事帰りに餃子の王将のカウンターでひとりで酢豚定食食ってたときの話なんですけど、
隣に20代前半くらいのカップルが座ってきて、仲睦まじくイチャイチャと餃子をちちくりあっていたのはまぁ別にいいんですけどね、オンナのね、ぶりっ子ぶり(クネクネ上目づかいにゃんにゃん声)が凄まじかったんですよ。
で、そのぶりっ子状態を見てご満悦なオトコ、を見てご満悦なオンナ、を見てわたしは満悦どころか"んんん〜っ!?"と眉をひそめたわけです。
"可愛い"ってそんなチョイ手間で手に入るものじゃないと思うんだよねぇ。
ジムに行ったり美容院にいったりメイクについて調べてみたり新しい服を買ってみたり、可愛いを手に入れるには時間もお金も手間もかかる。
だけど、手間をかけたものにこそ愛着は生まれるわけだし、手間をかけることって熱中すると意外と楽しかったりするわけで。
まだまだ理想には到達できてなくても、なりたい自分を描いて、手間暇かけて時間をかけて、自分をねりねりすること自体が、もう可愛いよ。意味があるよ。てかそう思うしかない。
だって、美しさや若さは、必ず失うものだ。
わたしたちはどう頑張ったって老いていく。
だから、誰かに"可愛い"と認めてもらえないと手に入らない"可愛い"にばっかりすがってたら絶対どっかで行き詰まる。
最終的に自分をジャッジするのは男目線でも女目線でもなく自分の視線であるべきなんですよ。己のまなざし。
これ、べつに"可愛い"に限定しなくても言える。
世の中の正しいことや価値がわたしたちの意思に反して変わっていっても、自分が楽しいと思うことだけは、自分がそう思う限りに真実である。
我思う、ゆえに我可愛い。
それでよくない?!?!!!