猫背歩行

普段言いたくても言えないことを、色々。

ぶりっ子はなぜ嫌われるか

ぶりっ子とのエンカウント率って、

意外と高くないですか?

 

 

ぶりっ子って痛いですよね、そもそも"ぶりっ子"って言葉がかなり悪意で出来てる単語で、あなたぶりっ子だよねと言われることは大多数の人にとってマイナスの評価以外のなにものでもない。

なのに、オフィスで、学校で、ご近所で、なんでぶりっ子は絶滅しないのか。

 

はやく絶滅危惧種になってほしい!と思っているのに全く絶滅する気配のないこの生態について考えたのでまとめてみました。

 

 

 

【なぜぶりっ子は嫌われるのか。】

その答えは簡単で、

エゴ丸出しだからです。

つまり、

"自分のことしか考えていない"のがバレバレだから、

損得勘定して行動しているのが見えてしまうから、

わたしたちは嫌悪感を覚えるわけです。

 

 

 

人って褒められると嬉しいじゃないですか。

それって、褒められることで"自分の行動を見ていてくれた人がいた"ことを実感できるからなんですよ。つまり他者によって自分の承認欲求が満たされるから嬉しいはずなんですよ。

承認欲求っていうのは、そういうふうに他者から他者主体のタイミングや機会において報われるのが普通なので、自分から積極的に"ぜひ承認してください!てへ!"って言って回るようなものじゃないわけです。

 

でも奴らは言って回っているわけです。

自分の思いのまま承認欲求を満たされようと思っている時点でナメてますよね。人生なめんな。アホかお前は。

 

 

ま、どんなモチベーションで自分をよく見せようとしたとしても、それを異性の前だけでやってしまっている時点で、冒頭でも話したように"まず自分の損得を考えている"のが外側から見えちゃうので、やるなら損得を考えていないぶりっ子すればいいんすよ。つまり異性同性問わずぶりぶりしておけばいい。これがわたしの通常営業なんです、という顔で生活していればいい。少ないけれどそういう"プロぶりっ子"ともたまにエンカウントする。

 

でも個人的には、他者からの評価や承認を自分から強引に勝ち取りにいく勝気な生き方はあんまり好きじゃないので、"誰かに承認されたい!"ではなく、その前に、自分で自分を好きになることや自分自身で承認するということ(これが意外と難しいのだけど)を目指していくほうがよっぽど生き方としてかっこいいと思うのでぶりっ子にはやっぱ賛同できないです。ごめんよ。