もう20年くらい昔、イッテQのシリアス版みたいな番組で(名前忘れた)ミイラ特集をやっていた。何かの生贄にされた若者がせめて死ぬ前に酒を浴びるほど飲みたかったらしく、結果吐瀉物らしきものが付着しまくったミイラが発見されたらしい。子供だったのかな、すんごく穏やかな表情でマジでゲロったままミイラになってて。
ああ生きていくことって、こんな生々しいことなのだなと、しみじみした小学生の夏。
どれだけ清潔に生きても、私達の腹の中はクッサイ胃物やら排泄される予定のアレやコレが詰め込まれている。セミの抜け殻でパンパンされた、同じクラスの橋本君の筆箱。泣く橋本君の顔。正門の前で3年生に殴られている知らない2年生。不良でも学校に行けるのになんでアンタは行けないの?と言われて気付いた人生のむずかしさ!
生活というのはこんなにエグみあるものなのに、恋がどうとか誰が好きとか、チャンチャラおかしくないですか??????と思う気持ちはあのミイラを見た小学生の時から変わらない。だからオッサン受けしそうな可愛い曲書けないんだよなーーー。
ひねくれていてごめんね!!!